いのちを“繋ぐ”ものづくり〜生きた証を形に変えて〜

5年前、“害獣駆除”という現実を知りました

森や畑を守るために
仕方なく駆除された鹿の多くは、
山に放置されるか、
焼却処分されてしまうという現状

同時に命を無駄にせず、
皮を加工して社会に循環させようという活動があることも知りました

ジビエレザーの
持つサステナブルな可能性に共感し、
FOCUS EiTOとしても
プロダクトを始めようと決めました

しかし、そこからが本当の始まりでした

ジビエに対する考え方や素材への向き合い方、技術の精度や革そのものの品質
自分たちが理想とする水準に合う人や会社になかなか出会えませんでした

また、職人さんと直接つながることができず、
仲介会社を通すしかない状況にももどかしさを感じていました
間に多くの人が入ることで温度感が伝わりにくくなったり、
流通面での課題や、ユーザーさんへ届けるまでの
コスト面の問題にも直面しました

それでも諦めずに探し続け、試し続けて
2年前、ようやく私たちの理想や想いを真正面から受け止め、
形にしてくれる職人さん、縫製会社さんと出会うことができました

もちろん、製品化までの道のりも
簡単ではありませんでした
何度も話し合いを重ね、試作を繰り返し、
少しずつ、ひとつずつ形にしていきました

今回の FOCUS EiTO Christmas Gift は、
ジビエレザーを使った3つのアイテムを
お届けいたします

私たちの活動が、
【モノを長く大切に使う】という
意識改革に繋がれば嬉しいです

ジビエレザーとは

About Gibier Leather

ジビエレザーとは、
製品のために狩られた革ではなく、
農作物被害などにより
“害獣”として駆除された野生動物の皮を、
無駄にせず活かそうとする取り組みから
生まれた革素材です

ジビエレザーの特徴

Characteristics of Gibier Leathe

  • ・個性ある風合いと表情

    野生で生きた鹿の革には、
    キズやシワ、治癒跡、血筋など、
    その生の痕跡がそのまま刻まれています
    それは不良ではなく、
    「その一枚にしかない物語」です

  • ・驚くほど軽く、しなやか

    “革のカシミヤ”とも呼ばれる鹿革は、
    驚くほど柔らかくて軽いのが特徴です
    このペンケースも、
    わずか約97.6gという軽さで、
    毎日気軽に持ち歩けます

  • ・職人の手で仕上げられる希少な革

    ジビエレザーは、
    扱いに高度な技術と設備が求められ、
    一枚一枚、平均2ヶ月もの時間をかけて
    職人の手で仕上げられます

  • ・古来より愛される日本の革

    奈良時代の武具や刀剣の鞘にも使われ、
    千年以上たった今も残る鹿革
    その色と柔軟性の持続力は、
    日本の革文化の中でも特別な存在です

ジビエレザーの制作工程

How Gibier Leather is Made

  • 1.塩漬け

  • 2.水戻し

  • 3.フレッシング

  • 4.シェービング・水絞り

  • 5.乾燥

  • 6.鞣し・染色

  • 7.乾燥

  • 8.トリミング

  • 9.トリミング後

  • 10.計量

  • 11.塗装

  • 12.縫製

※制作工程は抜粋して掲載しております

Christmas Gift
3 items

2Way Bagツーウェイ・バッグ

  • 1

    2way仕様で、日常に寄り添うデザイン

    肩掛け/斜め掛け・手持ちで使える2wayバッグ
    買い物やお迎えなど、日常の動作に自然になじむ使いやすさです

    さらに、ストラップとハンドルの太さにもこだわり、
    見た目の繊細さと持ち心地の軽やかさを両立

  • 2

    ストラップとハンドルの美しいバランス

    手持ちで持ったときには、
    肩ストラップがすっと落ちるように設計

    また、肩掛けにしたときも、手持ちハンドルがすっと落ちるように計算されており、
    どちらの持ち方でもバランスのとれた美しいシルエットに

  • 3

    金属ファスナーは使わず
    ロゴは目立たせず

    あえて金属パーツは使用せず、
    革そのものの美しさを引き立て、
    余計な輝きを加えないことで、
    より洗練された印象に

    鹿革本来の艶と柔らかさが、
    大人の女性らしい落ち着きを演出します

    ロゴは内側に控えめに刻印し
    フォーマルにもカジュアルにも調和

  • 4

    収納力

    A5サイズの手帳が2冊入り、
    ペンケース、ショッピングバッグ、ペットボトル、お財布、買い物袋などをしっかり収納

    内ポケット付きで、小物もすっきり収納が可能

Pen Caseペンケース

  • 1

    丸みのある、やさしいフォルム

    手帳や文具が四角い形をしているからこそ、
    ペンケースにはやさしい丸みを

    ほっこりとした印象と、女性らしい柔らかさを感じさせるフォルムに仕上げました

  • 2

    ガバッと開いて、中が見やすい

    ファスナーを開けたときに大きく開く設計で、
    中身がひと目で確認でき、出し入れもスムーズ

    この「開き加減」は、何度も試作を繰り返してたどり着いた、ベストバランスです

  • 3

    控えめなロゴで、
    素材の美しさを活かす

    ロゴは極小サイズでさりげなく配置

    あえて主張せず、素材とフォルムの完成度だけで、成立するようにデザインしました

  • 4

    選べるファスナー（ゴールド or シルバー）

    アクセサリーやファッションに合わせて選べるよう、
    ゴールドとシルバー、2色のファスナーをご用意しました

  • 5

    驚きの軽さ（わずか約97.6g）

    しっかりとした見た目ながら、たった97.6gという驚きの軽さ

    レザー製品なのに、毎日気軽に持ち運べるのは、ジビエレザーならでは

  • 6

    ペンケース以上、
    ミニポーチ未満の使い心地

    ペンだけでなく、
    リップ、喉スプレー、UVミストなど、
    縦長の小物もすっきり収まる
    絶妙なサイズ設計

    収納力と可愛らしさを兼ね備えた、
    実用性のある一本です

Diary Cover手帳カバー

  • 1

    A5・B6で色味を変えた楽しみ

    サイズごとに色を変えているため、選ぶ楽しさがあります
    ※オレンジのみ両サイズ共通色

  • 2

    鹿革本来のキメ・柔らかさ・
    丈夫さを活かした仕立て

    鹿革が持つキメの細かさと柔らかさ、そして丈夫さをそのまま活かしつつ、
    手帳カバーとして扱いやすいように整えた仕上がりです

  • 3

    色と質感への徹底したこだわり

    塗装工場にも足を運び、何度も塗り直しや確認を重ねて仕上げた色と手ざわり

    この色、この質感と胸を張れるまで調整しています

  • 4

    しおりを付属し、
    使えない部分の革も有効活用

    手帳にはしおりを1つお付けしています

    カバーに使えない革の部分を無駄にせず、しおりとして加工しプレゼントしています

  • 5

    控えめな型押しロゴ

    主張しすぎず、さりげない存在感で全体の雰囲気を邪魔しない仕上げです

最後に

Lastly

このペンケースは、「かわいいから」「便利だから」だけではなく、その背景にある命と想い、
そして自然への敬意を受け取っていただけることを願ってお届けします

モノを大切にするという選択、命を最後まで活かすという選択
そんな気持ちを、毎日手に取るものの中に込めていただけたら嬉しいです

商品の注意事項

Product Precautions

※下記注意事項を必読のうえ、ご理解、ご了承賜りますようお願い申し上げます
※ご購入をもって下記に同意いただいたものとさせて頂きます

  • 返品、交換ができない商品となっておりますのでご注意ください
  • 「キズ/バラキズ/血筋/ヨレ」など革の個性を多く含む商品となっています（※下記参照）
  • ペンケースのロゴの位置や幅は個体により異なります
    また柔らかい革の特性上、ヨレによりロゴが斜めに傾いている個体もございます
  • 革個性や革の表情はお選びいただく事はできません
  • ジビエレザーは天然素材です
    その特性をご了承の上お買い求め頂くようお願いいたします

  • キズ

  • 虫刺され

  • トラ

  • 血筋

  • シボ

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