「手帳を買ったけれど、予定を書く以外に何を書けばいいんだろう?」
「毎年手帳を買うのに、気づくと途中から白紙になっている…」
そんな経験はありませんか?
手帳というと、まず思い浮かぶのは予定を管理することかもしれません。
もちろん、それも手帳の大切な役割です。
でも実は手帳は、予定を書くためだけのものではありません。
- 頭の中を整理する
- 今の自分の気持ちに気づく
- これからどんな毎日にしたいのかを考える
手帳には、そんな使い方もあります。
今回は、これから手帳を使い始める方に知ってほしい「手帳の3つの役割」をご紹介します。
1.予定や「やること」を頭の外に出す
「あれもやらなきゃ」
「この予定も忘れないようにしなきゃ」
そんなふうに、一日中いろいろなことを頭の中で考えていませんか?
- 仕事
- 家事
- 子どもの予定
- 買い物
- 誰かに連絡すること
- 自分がやりたいこと
私たちは毎日、思っている以上にたくさんのことを頭の中に抱えています。
それを全部覚えておこうとすると、何もしていない時間でも、
頭の中ではずっと考え続けることになりますよね?
そんなときは、まず手帳に書いてみてください。
- 今日やること
- 今週やること
- 買うもの
- 連絡すること
- 忘れたくないこと
きれいに整理しなくても大丈夫です。
大切なのは、覚えておかなければいけないことを、頭の中から紙の上へ移すこと。
書いてしまえば、
「もう、ずっと覚えておかなくてもいい」
と少し安心できます。
手帳を使い始めたばかりなら、予定を完璧に管理しようとしなくても大丈夫です。
まずは頭の中にあるものを外に出す場所として使ってみてください。
2.気持ちを書いて、自分の状態を知る
「なんとなく疲れている…」
「最近ちょっとイライラする…」
「理由は分からないけど、気分が落ちている…」
そんな日もありませんか?
自分のことは自分が一番分かっているようで、意外と自分の気持ちに気づいていないことがあります。
そこで、手帳に予定を書くときに、ほんの一言だけ気持ちも書いてみます。
- 今日は疲れた…
- なんだかイライラした…
- 子どもとたくさん笑えた
- 今日は気分がよかった
このくらいで十分です。
毎日長い日記を書く必要はありません。
ほんの少しでも残しておくと、あとから手帳を見返したときに、
- 最近ずっと疲れているな
- 予定が詰まっていると余裕がなくなるんだな
- 家族と出かけた日は楽しそうだな
と、自分の状態が少しずつ見えてきます。
そこで初めて、
「少し予定を減らした方がいいかもしれない」
「こういう時間をもっと増やしたいな」
と気づくこともあります。
手帳は、予定を記録するだけではなく、自分の気持ちを見えるようにする場所としても使えます。
3.「こうしたいな」という未来を書く
「いつか旅行に行きたい」
「もう少し運動したい」
「家族との時間を増やしたい」
そう思っていたのに、忙しい毎日の中でいつの間にか忘れてしまった。
そんな経験はありませんか?
まだ予定になっていないことは、どうしても後回しになりがちです。
だからこそ、「いつかやりたいこと」もぜひ手帳に書いてみてください。
- 週に1回ウォーキングしたい
- 旅行へ行きたい
- 新しいことを勉強したい
- 家族との時間を増やしたい
- もっとゆっくり過ごしたい
まだ日付が決まっていなくても構いません。
「できたらいいな」
「こうなったらいいな」
という段階で、まず書いてみます。
頭の中だけで考えていると、そのまま消えてしまうことがありますよね?
でも文字にすると、
「じゃあ、いつやろう?」
「そのために、まず何ができるだろう?」
と、少しずつ具体的に考えられるようになります。
手帳は、決まっている予定だけを書く場所ではありません。
まだ決まっていない未来を、少しずつ現実に近づけていく場所としても使うことができます。
初めてなら「予定を書く」だけで十分
ここまで読んで、
「予定も、気持ちも、未来も書くなんて大変そう…」
と思った方もいるかもしれません。
でも、最初から全部やる必要はありません。
初めて手帳を使うなら、まずは予定を書く。
それだけで十分です。
そして少し慣れてきたら、
- 今日はどんな気持ちだった?
- 最近、やりたいと思っていることはある?
と、ときどき自分に聞いてみる。
そこから少しずつ、書くことを増やしていけば大丈夫です。
気分が乗らない日は予定だけでもいいですし、何も書かない日があっても大丈夫です。
手帳は「きれいに埋めること」が目的ではない
手帳を使っていると、
「毎日書かなきゃ」
「空白を作ってはいけない」
「全部のページを使わなきゃ」
と思ってしまうことはありませんか?
でも、手帳を使う目的はページをきれいに埋めることではありません。
- 予定を整理したいとき
- 頭の中がいっぱいになったとき
- 自分の気持ちを知りたいとき
- これからのことを考えたいとき
そんなときに、手帳を開けばいいのです。
- 白紙のページがあってもいい
- 数日書かない日があってもいい
- 予定しか書いていない時期があってもいい
今の自分に必要な使い方を選ぶこと。
それが、無理なく手帳を続けていくコツです。
手帳を開く時間は、自分と向き合う時間
毎日忙しく過ごしていると、
- 私は今、どんな気持ちなんだろう?
- 本当は何をしたいんだろう?
- どんな毎日にしたいんだろう?
そんなことを考える時間は、意外と少ないものです。
でも手帳を開けば、ほんの数分だけでも自分のことを考える時間が生まれます。
- 予定を書く
- 気持ちを書く
- 未来を書く
書く内容は違っても、そこにはひとつ共通していることがあります。
それは、自分に意識を向ける時間になること。
ほんの数分でも、そんな時間を持つことで、自分が大切にしたいことが少しずつ見えてくるかもしれません。
「手帳を買ったけれど、何を書けばいいか分からない」
そんな方は、難しく考えなくて大丈夫です。
まず今日の予定をひとつ、書いてみてください。
そしてもし少し余白があったら、
「今日は、どんな一日にしたい?」
と、自分に聞いてみてください。
手帳は、そこから少しずつ自分らしいものになっていきます。