「時間がない」
そう思って、やりたいことを後回しにしてしまうことはありませんか?
仕事に子育てや、家のこと。
毎日やることに追われ、自分の時間をなかなか作れない…。
今回お話を伺ったのは、滋賀県でネイルサロンを経営しているさきさん。
ご主人が長期間家を空けることも多く、仕事と子育てをほぼ一人で回してきました。
そんなさきさんが手帳を使う中で気づいたのが、
「時間はないものではなく、自分で作るもの」
ということでした。
予定を管理する手帳から、暮らしを整える手帳へ
FOCUS EiTO手帳を使い始めたのは初年度から。それ以前も手帳は使っていましたが、主にマンスリーに予定を書くだけでした。
現在よく使っているのは、
- マンスリー
- 今月のワーク
- ガントチャート
- バーチカル
マンスリーには自分と息子さんの予定を書き、仕事や休み、遊ぶ時間など、1ヶ月全体のバランスを確認します。
そして、「この1ヶ月を無理なく過ごすには、何に気をつければいい?」と考え、今月のワークにつなげています。
予定を記録するだけでなく、予定を見ながら、自分の過ごし方を考える。
それが今のさきさんの手帳の使い方です。
子どもの成長に合わせて、働き方を変えた
以前、サロンの営業時間は"10時から18時頃"まで。ところが、息子さんが小学校高学年から中学生になるにつれて、習い事の送迎や部活動、長期休暇など、生活が変わっていきました。
そこで、さきさんは、営業時間を"8時30分から16時30分"へ変更。
17時には息子さんを習い事へ送れるようにしました。
以前は「営業時間を短くして大丈夫かな」「もっと働かないと」という罪悪感もあったそうです。
半月で休みが1日しかない時期もあり、忙しくても働けてしまうからこそ、それが当たり前になっていました。
でも今は、もう同じ働き方には戻れないと言います。
「ここから先は仕事を入れない」と区切りをつける。
自分が本当に作りたい生活を考え、仕事を減らすだけでなく、仕事の形そのものを変えたのです。
バーチカルに書いたら、自分の時間が見えてきた
さきさんにとって、大きな転機になったのがバーチカルでした。
仕事、移動、子どもの送迎、習い事、家で過ごす時間など、1日の流れを書いてみると、
「あれ? 意外と自分の時間ってあるんだ」
と気づいたそうです。
何も書かずに生活していると、なんとなくスマートフォンを見たり、気づかないうちに時間が過ぎたりします。
でも、時間を見えるようにすると、「ここならできる」「この時間は使える」という場所が見つかります。
時間そのものが増えたのではなく、今まで見えていなかった時間に気づけるようになったのです。
タスクを書くことで、行動が変わった
以前は「タスクを書いている時間があるなら、その仕事をやった方が早い」と思っていたさきさん。
でも、一人で仕事をしていると、今すぐ困らないことは後回しになりがちです。
「いつかやろう」と思ったまま、終わってしまうこともあります。
そこで、やることを書き出して管理するようにしました。
すると、行動に移すまでのスピードが明らかに変わったそうです。
仕事で大切にしているのは、
「面倒なことをやらないと、結果は出ない」
という考え方。
やらなくても今すぐ困らないけれど、やった方がいいことを、手帳で見えるようにすることで、そんな「面倒だけど大切なこと」に取り組みやすくなりました。
ビジョンマップに貼ったら、24時間かかる作品が完成した
さきさんは、仕事や子育てだけでなく、趣味の時間も大切にしています。
最近取り組んでいるのが、伝統的なかご編みです。
ひとつ完成させるまでにかなりの時間がかかり、途中で心が折れそうになることもありました。
そこで、作りたい作品の写真をビジョンマップに貼ったのです。
そしたら、「これを完成させたい」という気持ちが強くなり、実際に作品が完成。
かかった時間はなんと、約24時間だったそうです。
また、フリーリストには仕事でやりたいことや趣味、行きたい場所なども書いています。
さきさんは「書くと本当に叶いやすくなる」と感じています。
書けば自動的に叶うわけではありません。ですが、書くことで意識が向き、必要な情報に気づいたり、時間を作ろうとしたりするようになります。
「今度やろう」から「じゃあ、いつやる?」に変わります。
やりたいことを文字にすることで、実際の行動につながっていくのです。
今月のワークで一番多いのは「健康」
今月のワークでは、健康について書くことが多いそうです。
仕事も遊びも趣味も楽しむためには、体が土台になります。
季節や体調に合わせて、食事やお風呂、体重、体脂肪などについて考えています。
記録を残しておくと、「昨日外食したからかな」「最近これが続いているから体調が悪いのかも」と、自分の状態を振り返るきっかけにもなります。
記録することで、自分の攻略法が少しずつ分かってくる。
手帳を予定管理だけでなく、自分の暮らしや体調を整えるためにも活用しています。
手に入れたかったのは、「暇」ではなく自分で選べる時間
さきさんが増やしたかったのは、ただ暇な時間ではありません。
- 息子さんの試合を見に行く
- 家族や友人と旅行する
- 趣味や学びの時間を作る
- 仕事も続ける
そんな自分で選べる時間です。
手帳に予定を書き、時間を見えるようにする。やることを整理し、必要に応じて働き方も変える。
そうすることで、以前は「忙しいから無理」と思っていたことを、少しずつ実現できるようになりました。
「時間がない」と思ったら、まず今の1日を書いてみる
もし「忙しくて自分の時間がない」と感じているなら、まずは今の1日をそのまま書いてみるのもおすすめです。
- 何時に起きた?
- 仕事や移動にどのくらい時間を使っている?
- なんとなく過ごしている時間はある?
- 自分のために使えそうな時間はない?
最初から予定を完璧に管理する必要はありません。
まずは書いて、今の時間の使い方を知ること。
時間は突然増えるわけではありません。でも、見えるようになれば、使い方は変えられます。
「時間がない人生」から、「時間を自分で作る人生」へ。
手帳は、仕事も家族も自分の好きなことも大切にするために必要なものになっていました。